マントを着けたロバ
ここ数日、縫い物モードに入っていました。
簡単なものを自己流(いきあたりばったりともいう)で縫うのが楽しいのです。
キッチンクロスなどで縫ったティッシュケースとクッションカバーが完成。
ボタンつけは省略し、安全ピンを使ったりするところが大胆ですー。
こういった布もので部屋の雰囲気が新鮮な印象になる。
収納改革の延長で、これらの縫い物活動に突入です。
さて、縫い物をしている私に、
「ねぇー、ひんべえにもなんか作って。」
とおねだりする人。とっちです。
とっちが大切にしているぬいぐるみ
= 「とっちの大親友」 と言い換え可の、ロバの「ひんべえ」と白クマの「しろたくん」。
毎晩一緒に寝ています。
「ひんべえ」の方が古株で、2、3歳の頃のとっちが毎朝このぬいぐるみを抱えて寝室から下りてくる格好、寝る時間に「ひんべえ」が見つからず家中探し回ったことなど、懐かしいのです。
お気に入りでどこにでも連れ回すので、えっ!という場所で見つかったりする。
とても可愛がられたので、ひんべえは少しやせて、毛なみもところどころ薄くなってしまった。
よくつかむ首や脚などはほつれて、これまで何度も「お医者さん」(裁縫箱を出したおか~さんドクター)にかかっている。
その「ひんべえ」に着る物を作って・・・というけれど、
ロバの服かぁ~、むずかしいかなあ~。
と唸ったら、
「マフラーでもいいの!」
「ひんべえ寒いかもしれないから!」と、とっち。
マフラーなら作れるか。じゃあ、もうちょっと待っててね、というと、
「いつできる?」
「う~ん、○○の誕生日(あとひと月ちょっと)はどう?」
・・・・・・「おそすぎー」。
そういうわけで、
押し入れの中、毛糸を探していたら、ずっと前の、編みかけセーターの身ごろが出てきた。
ひんべえに似合いそうな色(笑)・・・これをベースに何か作ってみようと思いつき、
出来上がったのがこれ。
マント♪アイボリーの毛糸があったので、
これまた自己流ワザを駆使してフリフリの縁レースもどきと、小さなボンボン飾り(これ作るの楽しい!)を。ひんべえの愛らしさが引き立つかと(笑)。
とっちがスイミングに行っている間にできたー。
喜んでくれる・・・かと思います。 (帰ってきて、マントを着けたひんべえを見つけ、ニコニコになりました。)
何せこの数日は、朝・夕・寝る前と、
「いつ作るの?」
「もう作った?」etc.の催促が続きましたから!
編みかけの使い回しなんかじゃなく、
ひんべえにはみずいろの毛糸(ないけど;)も似合っただろうか。
・・・・・・・・・
もう一人のお友達「しろたくん」は、
(右の小さい方はぶっちの「ぶんたくん」)
既にいくつか衣装を縫ってあげたことがあり、
夜はネマキに着替えたりできるほど、
衣装持ちなのです。毛糸の帽子とマフラーはおねえちゃんが編んでプレゼントしたらしい。
だから、「ひんべえ」が寒いかも・・・と思うのは、とっちとしては自然な流れなんだろう。
そんなにまで愛されている「ひんべえ」と「しろたくん」、
ふと私も抱っこしてみたい気持ちになったことがあります。
ふわぁん
温かく柔らかな抱き心地、
なんともいえないいい気持ち、ふしぎな気持ちがしたのです。
とっちの体のぬくみをとどめているような・・・
ほわぁっとこちらの体に添ってくるような・・・
ぬいぐるみって、ぬいぐるみって。
だから、この本を読んだ時は、
「あ、○○のことだ」と思いました。
『ビロードのうさぎ』 原作 M・W ビアンコ 酒井駒子 訳・絵
酒井駒子さんの繊細な絵が物語にとても合っていて、言葉以上に語りかけてきます。
幼い子どもとおもちゃとの親密な絆は、大人の想像を超えるものがあるのですね。
上の娘はこんなふうにぬいぐるみに執着するというのはなかったから、
とっちのぬいぐるみとの仲良しぶりを見るにつけ、
あ~これだよこれ!子どもってこうなんだよなあ、なんて思ったものです。
下に弟が生まれ、母を独占する弟をうらやんだり、さびしい思いをしたりしたこともあったと思うのだけど・・・・・・
ぬいぐるみたちに母の私も「ありがとね」です。
マントや着替え、縫いますとも!!
絵本を読んで、忘れていた、子どもの頃に感じていた気持ちや感覚を呼び起こされることはよくあるし、
今子ども界の住人である息子や娘たちの気持ちを、大人の私が共有するきっかけになってくれもする。
私自身もものすごく絵本の世界から豊かな時間をもらっている気がします。
1年生でぬいぐるみを可愛がる男の子って、めずらしいだろうか。
よく言えば繊細で、少々内気なところあったりして正直大丈夫か?と思うこともある。
でもでも、それが個性なんだ。親こそが丸ごと受け止めてやらなくちゃね。
・・・と、子どものことで不安になったとき、自分に言い聞かせているのでした。
「育児は育自」とはよく言ったものですね!
当人は、
声が大きくて、おねえちゃんとケンカして、弟とやりあって、
折り紙工作昆虫恐竜大好きで、
今日のごはんなーに?と今日のおやつはなーに?が口癖の食いしん坊(私似)、
繊細で純粋で単純で、、、、もっとあるけど言い尽くせないな、
あと1ヶ月と7日で7歳の誕生日を迎えるという早生まれっ子です!
ピカソのこの絵。
惹きつけられて買ったポストカードですが、これを見ると、
男の子の純粋さを強く感じます。
うちの少年もこんな雰囲気あるなあと思ったり。
簡単なものを自己流(いきあたりばったりともいう)で縫うのが楽しいのです。
キッチンクロスなどで縫ったティッシュケースとクッションカバーが完成。
ボタンつけは省略し、安全ピンを使ったりするところが大胆ですー。
こういった布もので部屋の雰囲気が新鮮な印象になる。
収納改革の延長で、これらの縫い物活動に突入です。
さて、縫い物をしている私に、
「ねぇー、ひんべえにもなんか作って。」
とおねだりする人。とっちです。
とっちが大切にしているぬいぐるみ
= 「とっちの大親友」 と言い換え可の、ロバの「ひんべえ」と白クマの「しろたくん」。
毎晩一緒に寝ています。
「ひんべえ」の方が古株で、2、3歳の頃のとっちが毎朝このぬいぐるみを抱えて寝室から下りてくる格好、寝る時間に「ひんべえ」が見つからず家中探し回ったことなど、懐かしいのです。
お気に入りでどこにでも連れ回すので、えっ!という場所で見つかったりする。
とても可愛がられたので、ひんべえは少しやせて、毛なみもところどころ薄くなってしまった。
よくつかむ首や脚などはほつれて、これまで何度も「お医者さん」(裁縫箱を出したおか~さんドクター)にかかっている。
その「ひんべえ」に着る物を作って・・・というけれど、
ロバの服かぁ~、むずかしいかなあ~。
と唸ったら、
「マフラーでもいいの!」
「ひんべえ寒いかもしれないから!」と、とっち。
マフラーなら作れるか。じゃあ、もうちょっと待っててね、というと、
「いつできる?」
「う~ん、○○の誕生日(あとひと月ちょっと)はどう?」
・・・・・・「おそすぎー」。
そういうわけで、
押し入れの中、毛糸を探していたら、ずっと前の、編みかけセーターの身ごろが出てきた。
ひんべえに似合いそうな色(笑)・・・これをベースに何か作ってみようと思いつき、
出来上がったのがこれ。
マント♪アイボリーの毛糸があったので、
これまた自己流ワザを駆使してフリフリの縁レースもどきと、小さなボンボン飾り(これ作るの楽しい!)を。ひんべえの愛らしさが引き立つかと(笑)。
とっちがスイミングに行っている間にできたー。
喜んでくれる・・・かと思います。 (帰ってきて、マントを着けたひんべえを見つけ、ニコニコになりました。)
何せこの数日は、朝・夕・寝る前と、
「いつ作るの?」
「もう作った?」etc.の催促が続きましたから!
編みかけの使い回しなんかじゃなく、
ひんべえにはみずいろの毛糸(ないけど;)も似合っただろうか。
・・・・・・・・・
もう一人のお友達「しろたくん」は、
(右の小さい方はぶっちの「ぶんたくん」)
既にいくつか衣装を縫ってあげたことがあり、
夜はネマキに着替えたりできるほど、
衣装持ちなのです。毛糸の帽子とマフラーはおねえちゃんが編んでプレゼントしたらしい。
だから、「ひんべえ」が寒いかも・・・と思うのは、とっちとしては自然な流れなんだろう。
そんなにまで愛されている「ひんべえ」と「しろたくん」、
ふと私も抱っこしてみたい気持ちになったことがあります。
ふわぁん
温かく柔らかな抱き心地、
なんともいえないいい気持ち、ふしぎな気持ちがしたのです。
とっちの体のぬくみをとどめているような・・・
ほわぁっとこちらの体に添ってくるような・・・
ぬいぐるみって、ぬいぐるみって。
だから、この本を読んだ時は、
「あ、○○のことだ」と思いました。
『ビロードのうさぎ』 原作 M・W ビアンコ 酒井駒子 訳・絵
酒井駒子さんの繊細な絵が物語にとても合っていて、言葉以上に語りかけてきます。
幼い子どもとおもちゃとの親密な絆は、大人の想像を超えるものがあるのですね。
上の娘はこんなふうにぬいぐるみに執着するというのはなかったから、
とっちのぬいぐるみとの仲良しぶりを見るにつけ、
あ~これだよこれ!子どもってこうなんだよなあ、なんて思ったものです。
下に弟が生まれ、母を独占する弟をうらやんだり、さびしい思いをしたりしたこともあったと思うのだけど・・・・・・
ぬいぐるみたちに母の私も「ありがとね」です。
マントや着替え、縫いますとも!!
絵本を読んで、忘れていた、子どもの頃に感じていた気持ちや感覚を呼び起こされることはよくあるし、
今子ども界の住人である息子や娘たちの気持ちを、大人の私が共有するきっかけになってくれもする。
私自身もものすごく絵本の世界から豊かな時間をもらっている気がします。
1年生でぬいぐるみを可愛がる男の子って、めずらしいだろうか。
よく言えば繊細で、少々内気なところあったりして正直大丈夫か?と思うこともある。
でもでも、それが個性なんだ。親こそが丸ごと受け止めてやらなくちゃね。
・・・と、子どものことで不安になったとき、自分に言い聞かせているのでした。
「育児は育自」とはよく言ったものですね!
当人は、
声が大きくて、おねえちゃんとケンカして、弟とやりあって、
折り紙工作昆虫恐竜大好きで、
今日のごはんなーに?と今日のおやつはなーに?が口癖の食いしん坊(私似)、
繊細で純粋で単純で、、、、もっとあるけど言い尽くせないな、
あと1ヶ月と7日で7歳の誕生日を迎えるという早生まれっ子です!
ピカソのこの絵。
惹きつけられて買ったポストカードですが、これを見ると、
男の子の純粋さを強く感じます。
うちの少年もこんな雰囲気あるなあと思ったり。
by harokijs
| 2009-01-31 23:42
| こども